【海と空の間】

文字数を気にせず好きなことを書きたい。ドールとか日常とか。

改造した可動ハンドを更に改造した話。

難しくないけどパーツの紛失とかどれがどれか分からんということにならないように気をつけてね。

あと針金は金属疲労で折れるから長持ちはしないと思う。

0.5〜0.7mm幅ぐらいの形状記憶するやつがあったら教えて。

テクノフロートは割りと太かったと思うから無理かも。保持力も足りなさそうだし。

 

(多分PVC関節のハンドならこんなことしなくてもいいんちゃうかなと思うけど、どうなんですかね?動かしやすさとか関節保持力とか…。気になってる)

 

必要なものの写真撮ってみたけどハサミも必要だった。

普通のペンチは無くても大丈夫かもしれん。

丸ペンチは100均でも売ってるけど買うの嫌な人は爪楊枝でも一応いける。(指は痛くなると思う)

丸ペン

・ニッパー

・普通のペンチ

・1mm幅のゴム(色は何でもいい)

・0.7mm幅ぐらいのステンレスの針金

【注意】今回は家にあった1番良さそうなのを適当に使った。ハンドの大きさによって使える針金の太さは違う。今回は保持力が欲しくてステンレスにしたけど、動かしやすさ取るならアルミがいいかも。肌色のハンドで銀色の針金が目立って嫌なときは金色にすると目立ちにくいからオススメ。

・ほんの少しだけセロテープやマスキングテープがあると捗る。

 

まず…、中のゴムは元々傷がついていたりもするし、ハサミで切っていいと思う。ケチりたい人は再利用してもいいかも。

全部をいっきにバラすのではなく、できれば指1本1本作業を進めたほうがいい。

 

くるっと曲げるから関係ないかもだけど、一応念のために背中側に針金の先が来るようにして通すほうがいいと思う。

 

通したあとは針金の先を閉じる。

指先ポロリしないためにね。

 

ゴムを通すための輪を作りたい場所をペンチで挟んで、余ってる針金を1〜2回、輪の下に巻きつけて、不要な部分はニッパーで切り落とす。

↑この状態になる。多少緩めでもいいんじゃないかと思って試しに針金をギチギチにしないで、輪も気持ち大きめにしてみたけど、結果的には多分それが良くなかった。

これやる人はこの段階で指がガチッと固定され、輪もゴムが通る最低限ぐらいに小さくしたほうがいいと思う。

多分ね、多分。

 

↑全部やるとこの状態に。中指〜小指は前述したようにギチギチにしなかった。画像でも何となく分かると思うけど…

多分これが良くない。

良い子は真似しないでね。

 

針金にゴムを挟んで、ペンチでしっかり押さえてゴムが抜けないようにして、紐通し・針の代わりにする。

短く折られている針金の先はあちこちに引っかかって作業が難航するからセロテープやマスキングテープでちょっと止めておくととてもスムーズに作業が進む。

 

手首側からゴムを入れて指の輪を拾って…

また手首の中に戻す。

 

これを繰り返して5本の指を1本のゴムで繋ぐ。

 

全部通し終わったら手の中でゴムを結ぶのだが…、先に作業した左手の時はコレで進めたけど、この方法だと結びたい位置から手首までの距離があって、どうしてもギッチリ結べない。

その場合は2mmとか太めの針金を仕込んで捻じり上げることでキツくできるんだけど…

多分↓この方法でやればそれも必要ない。

最初から手首出発じゃなくて小指出発にした方が話が早いかもしれないけど、途中で思いついたから仕方ない。

(念のため手首側に針金噛ませてあるけど不要だったので気にしないで)

この時点で小指以外の全ての指がシャキーン!と、できるだけキツく固定されている方がいい。後では調節できないからしっかり調整しておく。

小指をよけながらゴムを結ぶことになるからやや作業しにくいけど多分こっちの方がいい。

結ぶときは普通に硬結びするんじゃなくて、1度目の結びの時に紐を2回くぐらせて(↑画像参照)締めまくってから、2度目の結びをしたほうが良い。

何を言っているか分からないかもしれないが、1度目で2回ゴムをくぐらせてギュッと引き締めると、そこから緩んでこないんだ。

これはミシン糸・毛糸・荷造り紐など、ギチギチに硬く結びたい時に使える。

試してみれば分かると思う。

↑そしてこの状態になるはず。

小指部分で結んだゴムの不要な部分をハサミで切って、結び目が中に入るように押し込んだりなんだりすれば完成。

元々の可動域の問題でデフォルトハンドの完全再現とまではいかなかったけど、これだけ細かく動かせたら合格やんな?

ただ、最初の方にも書いたけど針金が緩めだったからか最初に作業した左手より若干ポージングさせにくい。なので針金もゴムも共にギチギチ推奨。

まぁでもゴム主体の時よりは全然ポージングさせやすいから個人的にはやり直す程でもないかなと思うので、気になるまではこのままいきます。

 

付けるとこんな感じ。

いいよね。

このハンド自体がもともと関節の動きが滑らかじゃないから、そういう意味ではぎこちないけど、問題なし。

 

今回はこのハンドが元々採用していた方法でゴムを通したけど、他の通し方もある。

 

可動ハンドを愛用してる人はやってみたくなったかな?

材料や道具はどれも100均で買えたり、家にあったりする物だと思うので、やってみて欲しいです。とてもいい感じになります。

 

冒頭にも書いたけど、金属疲労でそのうち折れるだろうから、そこはお忘れなく。

アルミの方が折れにくいとかあるのかな?

金属に詳しくないから分からんけど…

 

とにかく、今回はこのへんで。

読んでくれた人がいたらありがとう。

じゃあの。

 

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