【海と空の間】

文字数を気にせず好きなことを書きたい。ドールとか日常とか。

ミンナニハナイショダヨ

そんな大層なことじゃないけどさ。

個人的には数年間言いふらさずに内緒にしてきた小技です。

少し雑談したあとに紹介するわ。

雑談嫌いな人は飛ばしてもいいけどさ…

 

最初の記事タイトルは

【おいおい、みんなツンデレかよ?来てくれてありがとうなって話。】

だった。でもまぁ、ただ雑談するのもアレだから小技紹介でもしようかなと思って…そのうちに、タイトル変えようって思ってきてな。

 

いきなりツンデレってなんの話やねん、と思われたと思うが、昨日このブログのアクセス解析をPC版で見てな。そしたらちょっと細かいのが見られて…

Twitterに「ブログ書いたで」と投稿しても1いいねもされないことが多いけど、アクセス解析見てみたらほとんどの人がTwitterから来てて、どの記事に何%の人が飛んだかも書かれてて、

「おいおい1いいねもされてないのにこの記事だいぶ見られてるやないか(最後まで読めた人がどれぐらいおるかは分からんけど)」

って感じでな。

完全に雑談でも見に来てくれてる人、チョロチョロおるんやなぁと嬉しく思ったり。

なかなか寝られんくて暇すぎて死にそうな人にはええかもな、長ったらしいから読んでる途中に寝られそう。

寝落ちても内容覚えてなくてもええし、ちょうど良いのでは…(笑)

 

グーグルから検索で飛んできた人はFairyLand Feeple65 Rozen(澄真)関連・ハンド改造関連記事を見に来てる人が多いっぽかったから、少しは役に立ってるといいなと。

 

Feeple65&Rozenはいいぞ。

顔と体もいいけど手足と顔の接続が画期的やからな、めっちゃいいぞ。

自分みたいに、届いた瞬間は「え…別人やん…」と思っても、そのうち分かりあえてくるから大丈夫や、がんばれ。

↓詳しくはここ。(Rozenレビュー)

 採寸表とかも載せてる親切設計。

https://kirari2023.hatenablog.com/entry/2023/05/31/192748

(くっそ長いから注意な。文字だけやと面白くないやろうし、よく分からんやろうから、できるだけ画像も載せるようにしてるけど、1万1千文字以上、400字詰め原稿用紙29枚分あるらしいぞ。覚悟していけ)

 

↓写真はこっち(第1回、1人撮影会分)

https://kirari2023.hatenablog.com/entry/2023/06/06/180420

(今日、プチ1人撮影会したから近いうちにまた新しい記事作る。多分。)

 

あと写真ではあんま分からんと思うけど、実物見ると目の周りにちょっとパール吹いてあるからキラキラで可愛いぞ。

ちゃんとしたカメラと適切な照明で撮ればもっとちゃんと映るかもしれんし、映らんくても「実物を拝んでる自分だけに見えてる姿」という解釈もできるから、どのみちええぞ。

 

まぁ、雑談はこれぐらいにして…

 

ちょっとした小技について。

すでに知ってたらごめんな。でも、自分以外でそうしてますって人見たことも聞いたこともないからさ。

 

この前買って、洗濯して、今度の撮影で澄真に着せようと思ってるこのボークス製の服。

最初から気になってたけど、けっこう糸がピロピロ出てるんよねぇ…

最初の頃は、すでに着せてたのもあって脱がすの面倒くさかったから、切れ味の悪いハサミで無理矢理切ったり、大丈夫そうなら指で引っ張って取ったりしてたんやけど…

これって基本的にどんどん出てくるのよ。

縫い糸の場合は、触れば触るほど少しずつほつれていくし、生地の場合はどんどん糸に戻っていくし。

普通は、ほつれ留め液を塗ると思う。

それでもいい。でも自分はせっかちだから乾くの待つのもイヤだし、塗ったところの生地が硬くなったり、色が変わって戻らなくなる場合もある。それに、また浸け置き洗いとかしたらほつれ留め液が水に溶けて消えるし。

 

なので、自分はライターで焼きます。

 

「ファ…!?」と思った人もいるかもしれんけど、焼くというか炙るというか。生地によっては直接火が当たらんくても瞬間的に溶けたり焦げたり変形したりするから、そういうの相手の時は火を瞬間的にちょびっと近付けるだけにして、熱を加える感じ。

ただ、天然素材相手はあかんよ。綿とか麻とかシルクとか。アイツらは焦げるだけやから大人しくほつれ留め液で。

今どきは縫い糸はほとんどポリエステルやし、メーカー製の服も化学繊維が多いと思う。だからライターでいける。

素材が分からん人は多少焦げても大丈夫な脇の下の縫い代とかでチョロっと試すと分かると思う。気をつけてな。

ライター無いとか、燃えるの怖い人は、ガスコンロで蚊取り線香とかに火を移して、火自体は消してそっとやるのもええで。蚊取り線香やと扇風機とかエアコンの風の影響も受けんしな。

ワシも昔は蚊取り線香でやってた。火がユラユラせんから熱の制御がしやすくて安全というか、初心者向けというか。

 

ただ、やる場合は自己責任でな。

 

あと、スプレーとか殺虫剤とかエアブラシしたあととか…可燃性のものが空気中に漂ってるときはアカンぞ、アパマンショ○プのように爆発するぞ。まじで。

 

あと、面倒くさいからってドールに着せたままやったらアカンぞ、火は小さいけどかなり上方にまで熱の柱みたいなの上がってるから、ドールの髪の毛がチリッとするぞ。メイクも心配やし、周りにリボンとかレースとかあったら被害が出るかもしれんからな。

炙るときは、炙りたい場所を指で押し出したり布を畳んでそこが端っこになるようにするとか…、慣れないうちは平面の糸や布を炙るのは避けたほうがいいと思う。

 

で、実際に炙ったあとの画像がこちら↓

どや?綺麗になってるやろ?

やる前に、ピロピロ出てる糸は2mmぐらいまで短く切ってからやったほうが綺麗。

溶けた糸が線香花火の最後の方みたいに縮まって丸まったりするからな。

糸が長すぎて変なところに塊ができてしまったら、その塊を切り飛ばしてまた炙れば糸が引っ込むから慌てず騒がず。

短い糸が熱で縮んで引っ込んだあと、指でちょんって押さえたら更に安定する感じ。まぁ、せんでも大丈夫やと思うけど自分は癖で押さえてる。

稀に、目に見えない炎がついてる時があるからこれも気を付けて。炙ったあとに「ふっ」て息を吹きかければ基本的に大丈夫。

でも気を付けてな。

糸処理のせいで服とか家とか燃えるとかありえんから、気を付けて。

 

この小技は仕事で服作ってるときも頻繁にやってて、最後の仕上げとかでよくやる。途中はよほどほつれやすいとかじゃなければメンドイからあんませんけど。

縫い込まれて表に出てこない部分はここまでする必要ないしな。

 

今回の服は手触り的にいけると感じたから結構直火で炙った。

薄い生地ほど気をつけてな。

シフォンとかジョーゼットとかオーガンジーとか。あの透け透けのやつらな。

レースも化繊なら端処理これでできるし、リボンとか紐とかも化繊ならライターで一発ですわ。秒で終わるから仕事場に常にライター置いてある。

サテンとかのボロボロ解けてくる布の端も、ロックミシンかけるほどじゃない時とかにはライターで端っこ全部炙ったりする。ジグザグ縫いで処理する前も先に炙った方が綺麗にできるぞ。

 

今回のこの赤シャツ、襟のボタンが同時に2つとも取れたんやけど、縫いがめちゃ甘いというか適当というか、工場で作ったらそんなもんなんかも知れんけど…

買って来て最初にボタンを留めてる糸を服の裏から炙って糸を固めたらあんまり取れてこんハズやから、オススメしとく。

 

ただ、まじで自己責任で頼む。補償はせんからな。

 

個人ディーラー製の服は1点1点仕上げてるから糸がピロピロ出てることはほぼない…と勝手に思ってるけど(買ったことないから実際は知らんけど)、大量生産品は秒刻みで作ってるから仕方ないな。

 

だってこの赤シャツ、税込み¥2420だぜ…!?ドールは知らんけど、アパレルの原価率は3割って聞いたことがある。

税抜¥2200、それの3割って¥660やぞ?

デザイン料と材料費と人件費どうなってんねん。いくら人件費安くても、人を雇ってる工場側の儲けも必要やろ…?…なぁ?

ヤバいよな。

買う側はありがたいけどさ。

あんまり値段が低い物は「作ってる人の時給どないなってるねん」って心配になるわ。ならん?

 

だからメーカー製とディーラー製の値段を比較するのはナンセンスやぞ。たまに「ハンドメイド品はボッタクリ」みたいに思ってる人おるらしいけど。自分で作ることを考えてみて欲しいよな。1m¥3500の布とかもあるんやで。

メーカーは問屋から卸価格で材料買うけど、個人は手芸屋とかから末端価格で材料仕入れてるんやぞ、その時点で原価が倍以上違うんやぞ?

知ってる人は知ってるやろうけど。

(なんか愚痴とか文句になってすまん)

 

じゃあまぁ…今回はこのへんで。

今後も「いいね」せんでコッソリ覗きに来てええからよろしくな。

誰かの役に立ちそうな内容やったら、気が向いたらリツイートしてくれ。ワシのためじゃなくて、情報を探してる人のためにな。

最後に最近の澄真置いていくわ。

じゃあの。

 

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